独習たった2日!ITIL V3 Foundation合格!
然程難易度が高くない
だけど何度も不合格になってしまう人がいるのも事実。
僕が実践したITIL V3 Foundationの
試験勉強について紹介します!
落ちてしまった人、
これから受験しようと考えている人に
少しでも力になれれば幸いです。
ITIL V3 Foundationとは何か?
簡単に言うと、
ITサービスマネジメントにおける
国際認定資格で基本的な知識を持っている事の証明になります。
IT統制における基礎知識だったり、
システム運用の考え方、在り方などを学びます。
おすすめ参考書
僕が勉強に使用した参考書は2冊。
黄本と白本。
特に黄本は必須だと言う人も多く、有名ですね。
僕も実際、黄本は必須だと感じました。
その理由は後に記します。
試験方式
PCによる四者択一で、制限時間は60分。
65%以上の正解で合格になります。
PCでのマウス操作なので
ミスのないように気を付けましょう。
資格取得までの経緯
何故、僕がITIL V3 Foundationを受験したかというと
システムエンジニアだけど、開発だけではなく
運用についてもしっかりと学び、サービスの向上に繋げたかったから
…
と言うのは、建前で
会社にしっかりと運用を理解している人間がおらず
システムを運用する中で、事業側に理解を得られないことも多く
また、何か伝えようとしても説得力にも欠けるなと考えたからです。
プロメトリックとピアソン
EXIN認定試験を受けられるのが、プロメトリックとピアソンVUEです。
両社に違いはありません。金額も難易度も同じです。
しかし、僕はピアソンではないといけない理由があったので
ピアソンから申し込みを行い受験しました。
なぜ、ピアソンにしたのかというと
極論、前日でも申込みが出来たこと。日曜日の受験が可能だったこと。
これだけの理由です。
少しでも勉強の時間が欲しかった。
受験までのスケジュール
僕が受験したのは2017/03/26(日)
普段、朝から晩まではSEとして働いているので
実際、勉強に使った時間は30時間ほどです。
短期間での受験を考えている人は
覚悟して挑んだ方がいいです。
受験料も3万円弱と高いです!
- 勉強初日 2017/03/24(金)
この日も仕事だった為、23時頃帰宅し、
2~3時間ほどの仮眠の後、まずは黄本を全部読むところから進めました。
まずは有無を言わさず一通り読むことが大切です。
専門用語や、感覚を掴むためです。
理解はその後でも遅くありません。
受験に合格するために優先順位を付けましょう。
一通り読み終えたところで、恐らく殆どの人が
力試しだと言ってネットの問題集に手を出してしまいがちですが…
ここでネットの問題集をやるのは気休めにもなりません!時間の無駄です!
ここまでで3時間位でした。
読み終えたことに満足して寝たくなりますが、2日間の我慢です。
読んだことを忘れない内に、ITIL脳になっている内に次のステップです。
2巡目、黄本をカラーペンを手に再度読み直します。
次は重要そうな箇所をマーキングしながら読み進めていきます。
専門用語や、1巡目分かりづらかったところ
頻繁に出てくる単語、サービスの関係など徹底してマークしていきます。
全てをマークし終えたところで朝10時を過ぎていました。
- 勉強二日目 2017/03/25(土)
既に朝の10時を過ぎていますが、5~10分程度の仮眠を取り
眠気覚ましに熱めのシャワーを浴びました。
脳がITILから離れない内に続きを勉強します。
ここにきて今更ですが…
実は白本は触りのページしか読みませんでした。
何故なら、内容が細かく詳しく書かれているからです。
試験まで時間に余裕があり、
ITILを基礎からしっかり学びたい人にはオススメですが、
兎に角、今は時間がありません!受験に合格することが最大の目的なのです!
最初の方でも述べた、黄本が必須というのは
要点だけがまとめられており、用語と構成だけを効率的に学べるからです。
だから、短期間で受験をする人には黄本が必須なのです。
黄本、3巡目に突入。
3巡目は理解に努めます。
2巡目でマークしたところは大事な用語や、分かりづらかったところ
理解しなければならないところです。
時間をかけて、理解しながらマークしたところを読み進めましょう。
3巡目を読み終えたところで、
ようやく力試し!問題集を解いてみましょう。
自信がつくまで何度も何度も繰り返し問題を解きます。
わからなければ黄本を振り返りましょう。
ここで注意しておかなければならないこと、それは
黄本やネットにある問題集と実際の試験は全然違うということです。
僕も正直、試験を開始した時に焦りました…
全然違う…
しかし、落ち着いて下さい。
出題の言い回しが違うだけで答えは勉強していることと同じなのです。
- 試験当日 2017/03/26(日)
前日は3時間ほど睡眠をとり、
この日の朝から問題集を一巡解きいざ試験会場へ。
受付を済ませ、作業的にパソコンの前に案内され試験開始。
60分フルフル時間を使い何度も見直し最後の終了ボタンを押すときは
本当に緊張しました。押した瞬間に合否がわかるからです。
結果は無事合格。
睡眠時間を削って勉強した甲斐がありました。
高い受験料も無駄にならず本当に良かったです。
今回は試験に合格することが最大の目的だったため
細部への理解は二の次となってしまいましたが、
資格取得を最優先に考えている人は是非参考にしてもらえればと思います。
次は、しっかりと理解を深め
1つ上のITILインターミディエイトにも挑戦しようと思います。